五建外郎屋の「水無月」
- narikarin
- 2015年7月10日
- 読了時間: 1分

6月30日には夏越祓(なごしのはらい)という行事があります。
半年分の溜まった邪気を払い、残り半年を無病息災で過ごせるように願うためのものです。
こちらの和菓子「水無月」は、その30日に邪気払いに京都で食べる習わしがあります。
私は物珍しさと、「当日限定販売」の文字に負けてノーマル味と、黒糖味の合計2つを頂きました。笑
よく噛んだときのお米の甘みがじんわり伝わる、暑気払いにうってつけのお菓子です。
ぜひ食べる30分〜1時間前に冷蔵庫で冷やしてから頂きましょう。
下部が氷に見立てたういろう生地で、上が邪気払いを表す小豆になっています。
もう一つ、小豆は氷室から出した氷についた土汚れに見立てたものだという
説も見かけましたが、この説が個人的には好きです。
文面だけで脳裏にわあっと、かつて自然の中で作られていた氷の姿を
思い浮かべられ、味な気分に浸れるのが良いのです。
ちなみに「茅の輪くぐり」という、一般参加できる夏越祓の行事も
自宅近くの神社でやっていたのですが、それにはうっかり参加し損ねました。
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